飲む点滴 甘酒
甘酒(あまざけ)プロムナード
甘酒の歴史

甘酒の起源は、中国「周(BC1046~BC256)」時代の文献までさかのぼれます。 お酒を表わす漢字は、「斉(神事のため酒)」と「酒(飲酒用)」の2種類がありました。 「斉」の内の「醴斉」が甘い酒で、甘酒の起源と言われています。 日本では、「日本書紀」に天甜酒(あまのたむざけ)という甘酒の記述があり ます。江戸時代は「甘い、甘い、あまざけ~」の掛け声で甘酒売りの行商が盛 んで、夏の風物詩でした。江戸幕府は庶民の健康を守るため、誰もが買える ように甘酒の価格を最高で4文(現在で約120円)に制限していたほどです。 そして、内職として武士が甘酒の作り手でした。
甘酒の栄養

甘酒はブドウ糖が大部分なのですが、右の栄養成分表の詳しい内容として は「ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖」など とか「システイン、アルギニン、グルタミン」などのアミノ酸なども含まれて います。これらの栄養はいわゆる「栄養剤としての点滴」とほゞ同じ内容であること から、「飲む点滴」と言われています。それは、「日本古来の栄養ドリンク」と も言えるのです。
米と糀だけで造られた醗酵熟成食品

夏季は、熱中症予防に最適です。 氷や冷水で2倍ほどにうすめて、 お飲み下さい。
米を糀にすることで生成された、糖化酵素などの働きだけで造られた 甘酒です。昔、おふくろが造ってくれた甘酒は、長く置いておくとアル コールが出たり、酸っぱくなったりしました。 これらの反応を抑え長期保存ができるように、本品は「火入れ」と呼ば れる低温加熱殺菌を施しています。火入れにより、一部の糖質が褐色化 していますが、品質には全く問題がありません。
甘味の切れ味を追求した商品です。
